出会い別れ

企画室

2007年08月21日 15:54

コマンタレブー   企画室パパです。
最近僕の独り言ばっかで申し訳ありません。
なんせウチの“野郎共”が揃いも揃って仕事バカでなかなか記事を書く暇がないもんで。。。
近いうちに引っ張り出しますので少々お待ちを。

ところで皆さんは漫画はお好きですか?
僕の尊敬する人の一人に手塚“天才”治虫氏がいます。


少年時代から相当な影響を受けているので、何から話せばいいか分かりませんが、彼の知識、想像力はとにかく物凄いものがあると思います。
故スタンリーキューブリック氏が代表作2001年宇宙の旅の美術デザインを手塚氏にオファーしたエピソードを聞いた時は、「天才は天才を知る」と本当に感動しました。


6年前、道端に目も開かないネズミのような子猫が瀕死の状態で倒れていました。傷だらけのその子猫は、、獣医の先生曰く「あと数時間遅かったら死んでいた」状態でした。
奇跡的に一命をとりとめたその子猫に僕は“生きる力”の願いを込めて手塚氏の作品の登場人物である“百鬼丸”と名付け育てる事にしました。
“百鬼丸”は元気に成長し、願い通りの暴れん坊に育ちました。人懐っこくてやんちゃな性格になり、僕にとって大切な家族になりました。(僕がパパと呼ばれるのはこいつがいたから)
しかし、いつも明るさをふりまいていた“百鬼丸”はこの前の大晦日の朝に病気のためその短い一生を終えました。
今年のお正月は、悲しみにくれていました。でも“百鬼丸”が残してくれたものの大きさを感じ、本当に彼に出会えた事を感謝しました。

出会いには、別れはつきものだと思いますが、大切なのは、その別れを恐れずに出会い、心を尽くして接する事
“百鬼丸”にそう教えられた気がします。



今夜も那覇の空の下で皆さんと出会えるのを心待ちにしています。